『職場のハラスメント冤罪|嘘の被害妄想で周囲を味方につけ、会社を巻き込んで悲劇のヒロインとして休職した同僚の正体』

alt="職場のハラスメント冤罪でマニピュレーターの同僚が被害者のフリをして休職した経緯を開設するアイキャッチ画像。泣いている不気味なキャラクターのイラストと記事タイトル" 【職場の人間関係】

すべての始まりは、同僚の「愚痴」だった

今振り返ると、私たちの関係が少しずつおかしくなっていったきっかけは、日常的な愚痴や誰かの悪口だったと思います。

彼女は、職場のさまざまな人について話していました。

上司への不満。
同僚への不満。
会社の方針への不満。

最初のうちは、私も「職場で愚痴を言いたくなることくらいあるよね」と思っていました。

私自身も職場にストレスを感じることはありました。
だから、はじめのうちは共感できる話題もあったし、話を聞くこと自体はそれほど苦痛ではなかったのです。

ところが、少しずつ話の量が増えていきました。

顔を合わせれば誰かの話。
食事中にも誰かの話。
仕事が終わってからも誰かの話。

しかも、単なる「仕事で大変だった」という愚痴ではありません。

「この人は絶対こういう人だと思う」

「こんなことをされたし、ほかの人にもこういう事があったらしい」

「あの人はみんなにもこう思われているはずだ」

という、彼女目線で語られる、相手の印象そのものを悪くするような話も多くなっていきました。

私は、その話を聞いているうちに、自分までよく知らないその人物たちに悪いイメージを持ってしまうことが嫌になっていきました。

そして、ある時から
「この話を聞き続けること自体が、私にとってストレスになっている」

と自覚してしまったのです。

「もう悪口を聞きたくない」と伝えた

私は、それまでかなり我慢して話を聞いていました。

だからこそ、いきなり関係を切るのではなく、一度きちんと話をしたいと思いました。

職場では、これからも毎日顔を合わせます。
無視したり、避けたりして関係を悪化させるより、「私はこう感じている」と伝えた方がいいと思ったのです。

そこで私は彼女に、

「職場内の人の悪口を聞き続けるのはつらい」
「聞いている側にも負担がある」
「一方的な目線の話を聞き続けることで、自分までその人に悪い印象を持ってしまいそうなのが嫌だ」

ということを伝えました。

もちろん、彼女を責めたいわけではありませんでした。

むしろ、「これからも一緒に働くなら、もう少し違う関係になれないかな」という気持ちがありました。

ところが、彼女の受け止め方は私とは違いました。

彼女は、
「私はただ、あなたと共有したかっただけ」
ということを強く訴えてきました。

さらに、
「この会社に来てから自分の性格が悪くなった気がする」
「前の私はこんなに悪口を言う人じゃなかった」
「会社のみんなが噂好きだから、自分までそうなってしまった」

という話も出てきました。

私はそこで、
「もしかすると、私たちの「悪口を言う行為」そのものに対する考え方が違うかもしれない」
と思いました。

「あなただけに話しているから、噂の発信源にはならない」

話し合いの中で、特に印象に残っている言葉があります。

私が、

「いつも誰かのマイナスな話をしていると、周囲から見たら噂を広めている人だと思われるかもしれないよ」

という趣旨のこと伝えました。すると彼女は、

「こんな話、ほかの人にするわけないじゃん!
あなただけに話しているんだから、噂が広がるわけないんだよ」

と自信満々に訴えてきました。

確かに私は、彼女から聞いた話を誰かに広めるようなことはしていません。

でも私には
「誰にも言いふらさないから、このまま話を聞くのは問題ない」

とは思えませんでした。

なぜなら、その話を聞かされることで、私自身がその人に対して悪いイメージが生まれる感覚があったのです。

私は
「共有と悪口は同じではないと思う」
「一方的な悪口には共感できないから、私にはもう話さないでほしい」
と伝えました。

ところが、話はそこで終わりませんでした。

2時間話しても、最後まで話は嚙み合わなかった

話し合いは、予想以上に長くなりました。
気が付けば、2時間近く…。

私が、
「悪口を聞きたくない」と伝える。

彼女は、
「情報を共有したかっただけ」と答える。

そして突然、
「あのときのことも、私はすごく嫌だった」
「だから私たちお互いに嫌な思いをさせてたんだよね」
「なんで私ばかり責められるの?」
と、突然思いもしない過去の話が出てくる。

その話に答えると、今度はまた別の話になる。

私はそのたびに、
「今、何の話をしているんだっけ?」
と混乱していきました。

私としては、一つの問題について話しているつもりなのに、いつの間にか別の出来事について説明する状況になっている。
そして、その話が終わったと思ったら、また違う話題にされている。

どの話にも「私もつらかった」「あなたと私はお互い様ですよね」という言葉で立場を強調してくる。

結局、2時間話しても、最後まで平行線でした。

話し合いを始める前の私は、
「きちんと話せば分かり合えるかもしれない」
と思っていました。

でも、その日の話し合いが終わったときに残ったのは、

という感覚でした。

話し合いの後、職場の空気が変わった

それ以降、私たちの関係は以前とは変わりました。

それまで私に向けられていた愚痴や相談はぴたっとなくなり、会話も少なくなりました。

私は、
「話し合いは決裂したんだな」「分かり合えないのは仕方ない」
と受け止めていました。

職場なのだから、友達のように振舞わないといけないわけではありません。
仕事の伝達さえできれば、それでいい。

そう考えていました。

ところが、しばらくすると、別の違和感が増えていきます。

今度は「仕事」で小さな問題が続くようになった

最初は、本当に小さなことでした。

いつもなら取り出されているものがなぜか入れっぱなしにされている。

お互い気が付いたときにやっていたことを私だけがするようになった。

業務に関する声かけもなくなった。

最初のうちは
「うっかりしていたのかな」「忙しくて疲れているのかもな」
と思っていました。

でも、同じようなことが続くと、少しずつ仕事がしづらくなっていきました。

本来なら必要のない確認。
後からの片づけ。
作業を進めるための余計な手間。

私は、なるべく自分でも漏れのないよう確認するようにしました。

業務の確認をしているのに、話が別の方向へ行ってしまう

私が確認したかったのは、あくまで仕事のことでした。

「この作業はなぜ飛ばされたのか」
「これはなぜ放置されたのか」

そんな事実確認です。もし伝達がうまくいっていないなら、次回からはこうしてほしいという話をしたかったのです。

ところが、そんな話をしていると
「じゃぁ、あなたはあれをなぜ置いていったの?」
と、別の話が出てくることがありました。

重要度の違う話を、並べて話に出してくる。

「私はあれによって傷ついた」と言ってくる。

事実確認をしたいのに、気持ちの話になる。

私は次第に、「また話が違う方向に行ってしまった」と感じるようになりました。

毎回話が足止めされる感じに疲れていきました。

「私と話したくなくても、仕事はきちんとしてほしい」

あるとき、私はこれ以上業務に関支障が出ている状況を曖昧にしてはいけないと思いました。

職場は友人関係ではありません。

仲良くすることが目的ではなく、仕事をする場所です。

だから私は、

「私と話したくなくても構わない。でも、業務に関わることはきちんとしてほしい」

という趣旨のことを伝えました。

それまでにいろいろなことが積み重なっていたため、以前のように笑顔で話せなかったことは事実です。

厳しい表情になっていた可能性もあります。

でも、私の中では、
あくまでも仕事をするために必要なことを伝えている
という認識でした。

ところが、その後、思いもよらない展開になります。

本来は3人で話すはずだった

実は、このときの話し合いは、もともと私たち2人だけで行う予定ではありませんでした。

中立的な立場で話を聞いてくれていた職場の先輩を交えて、3人で話す予定だったのです。

ところが、その先輩がちょうど急な仕事で手が離せなくなってしまいました。

結果として、

私と彼女の2人だけで話すことになった。

案の定、話はなかなかまとまりませんでした。
お互いに感情が出てしまい、ケンカのような雰囲気になってしまいました。

そして、その日の終業後。

私は、彼女が総務の担当者と一緒に部署を出ていく姿を、この目ではっきりと見ました。

終業後、彼女は総務へ向かった

その瞬間、私の頭にはいろいろな疑問が浮かびました。

「さっきの私との話を相談しに行ったのかな?」
「仕事上の問題について相談するのかな?自分がしたことはなんて説明するのかな?」
「悪口を注意したことも話すのかな?」

私は、そんなことを考えていました。

でも、

「仕事について注意したのだから、会社に相談すればもっと良い解決策が出るかもしれない」

くらいに思っていました。

まさか、その後、自分が「パワハラをした側」として語られることになるとは、この時は知りませんでした。

そして彼女は、突然休職した

その日を境に、彼女は職場に来なくなりました。

突然の休職でした。

当時の私は休職とは知らされておらず、
「こんなに連続で欠勤なんてどういう事なんだろう」
「けんかで気まずくて休むとか、さすがにありえないと思うけど…」
と疑問に思いました。

でも、その時点では何も分かりません。

ただ、2人きりで張り詰めた状態で働く時間から解放されたことだけは、私自身も感じていました。

そして、彼女が職場からいなくなったことで、私は逆に、他の同僚や先輩と話す機会が増えていきました。

その中で、ある日。

以前から中立的な立場で話を聞いてくれていた先輩、Mさんと2人で話す機会がありました。

そこで私は、彼女が休職した理由について、初めて具体的な話を聞くことになります。

「一方的に怒られている」と総務に訴えていた

Mさんから聞いた話は、私にとって衝撃的なものでした。

彼女は総務に、

「私から、仕事の注意や私的なことをいつも一方的に怒られている」

という趣旨の訴えをしていたというのです。

さらに、

「自分はパワハラに遭っている」
「怖くて言い返せない」
「もう同じ空間で働くことができない」

という内容を、涙ながらに話していたと聞きました。

その話を聞いた瞬間、私は言葉が出ませんでした。

なぜなら、私の認識していた出来事とは、あまりにも違っていたからです。

私が経験していたことと、聞かされた話が違いすぎた

私の中では、

悪口を聞き続けることがつらかった。

だから、

「もう聞きたくない」

と伝えた。

その後、仕事上の問題が続いた。

だから、

「業務に関わることはきちんとしてほしい」

と伝えた。

それだけの認識でした。

もちろん、私自身にも反省するところはあります。

疲れていて、以前より厳しい態度になっていたかもしれません。

もっと早い段階で距離を取るべきだったのかもしれません。

でも、

「一方的に怒られ続けている」

「パワハラを受けている」

という話になっていたと知ったとき、

私は、

「私が経験していた出来事と、こんなにも違う形で伝わっているの?」

と、強い衝撃を受けました。

「同じ出来事」なのに、見えている景色が違う

この経験で一番怖かったのは、ここでした。

同じ職場で、同じ出来事を経験している。

なのに、

私が見ていた景色と、

彼女が会社に伝えたという景色が、

まるで違っていた。

私にとっては、
「悪口を聞くことに疲れたからそのような会話に対して釘を刺した」
「その後から発生している仕事上の連携がとれていない問題を改善してほしい」

という出来事。

でも、相手側からすると、

「ずっと自分ばかり一方的に怒られている」
「怖くて言い返せないし、顔を見るのもつらい」

という出来事になっていた。

人は、自分の立場から物事を見るものです。

だからこそ私は、この経験をしてから、

「自分の記憶と事実を、できるだけ整理しておくことが大切なんだ」

と思うようになりました。

私がこの経験から学んだ「自分を守る方法」

この出来事を経験して、私が後悔していることがあります。

それは、

「もっと早く境界線を引けばよかった」

ということです。

悪口を聞き続けて苦しくなってからではなく、
「その話は聞きたくない」
と早い段階で伝えていればよかった。

仕事上の問題が起きたときも、
「また話がすり替わっている」
と感じた時点で、もっと淡々と記録しておけばよかった。

そして、重要な話をするときには、

できるだけ第三者がいる状態で話すこと。

今回も、本来は先輩を交えて3人で話す予定でした。

それが、たまたま先輩の仕事の都合で2人きりになりました。

今振り返ると、そこも大きかったと思います。

「記録する」は、相手を攻撃するためじゃない

職場でトラブルが起きると、「記録なんて大げさかな」と思ってしまうかもしれません。

私も以前はそうでした。

でも今なら、

  • いつ
  • 何が起きたのか
  • 何を伝えたのか
  • 相手は何と言ったのか
  • 仕事上、どんな影響があったのか

を、自分のために残しておくことは大切だと思います。

相手を追い詰めるためではありません。

「自分は何を経験したのか」を見失わないためです。

まとめ|「分かり合う」ことより、自分を守ること

この出来事を経験するまで、私は、

「ちゃんと話し合えば、いつか分かってもらえる」

と思っていました。

だから、2時間近く話し合いました。

自分の考えを説明しました。

相手の話も聞きました。

でも、最後まで話は平行線でした。

そしてその後、私は彼女が休職し、会社に「一方的に怒られている」「パワハラを受けている」という趣旨の訴えをしていたと、先輩から聞きました。

そのとき初めて、

「人によって、同じ出来事の見え方はここまで違うんだ」

と実感しました。
そして、

でたらめな証言でも人によっては真に受けてしまう

ということも実感しました。

今でも、彼女が本当は何を考えていたのかは分かりません。
会社にどのような説明をしたのかも、私は直接すべてを確認したわけではありません。

だからこそ私は、相手の内心を断定するより、

自分が実際に見たこと、聞いたこと、経験したことを整理する

ことを大切にしています。

職場では、すべての人と分かり合う必要はありません。

無理に仲良くする必要もありません。

「この話は聞きたくない」
「仕事に必要なことはきちんとしてほしい」
「これ以上は関わりたくない」

そう感じたときは、自分の中に境界線を引いていい。

そして、もし職場で思わぬトラブルに巻き込まれたときは、

感情ではなく、事実を残す。

それが、自分を守るための大切な一歩になると思います。

私はこのあと、彼女の休職によって少しずつ職場の人たちと話す機会が増え、さらに別の事実を知っていくことになります。

彼女が休職してから5か月。

その間に、職場の空気はどう変わっていったのか。

そして、会社は私に対してどんな態度を取ったのか。

その続きを、次の記事で書いています。


もうこんな理不尽な会社や大嘘つきの同僚のために、自分の大切な心と時間をすり減らす必要は1ミリもありません。

次の日の朝から「あの人の顔」を二度と見ることなく、女性専用のプロの手で今すぐ会社ときれいさっぱり縁を切るための安全な逃げ道は、いつでもあなたの味方として用意されていますよ。

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